観光 · オンピョン
婚姻池 — 耽羅の始祖が結婚した池
三神人伝説 · 新房窟 · 紫陽花 · ファンルアル海岸 · 徒歩コース
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城山日出峰から車で5分、観光バスの入らないオンピョン(온평)村の奥に、小さな池があります。済州の人々が耽羅(タムラ)の始祖とする高・梁・夫の三神人が、海の向こうから来た三人の姫と婚礼を挙げたと伝わる場所、婚姻池(ホニンジ/혼인지)です。有名観光地のような混雑はありませんが、済州建国神話の半分がこの村にあり、初夏には池のまわりが紫陽花で埋まります。宿から歩いて行ける距離なので、オンピョンに泊まる方にまず勧めたい散歩です。
伝説 — 三人の姫と三神人
物語は済州市の三姓穴(サムソンヒョル)から始まります。地面から湧き出た高・梁・夫の三神人が狩りをして暮らしていたある日、オンピョンの浜に木の箱がひとつ流れ着きます。中には青い衣の碧浪国(ピョンナンクク)の三姫と、五穀の種、子牛と子馬が入っていました。三神人はこの池で身を清めて姫たちと婚礼を挙げ、近くの洞窟で初夜を過ごします。種を蒔き家畜を育て始めたことが耽羅の農耕の始まり——というのが伝説の結びです。
神話ですから真偽を問うものではありませんが、三姓穴と婚姻池がひとつの物語の前半と後半だという点は覚えておくと面白いでしょう。済州市で三姓穴を見た方は、オンピョンで物語の残り半分に出会うことになります。婚姻池は1971年に済州特別自治道記念物第17号に指定されました。
見どころ — 池・新房窟・祠
入口を過ぎるとすぐに池です。大きくはなく、周回路を一周しても10分ほどですが、よく手入れされています。池の奥の低い丘に新房窟(シンバングル)があります。くぼんだ入口を下りると洞窟が中で三つに分かれていて、三組の夫婦がそれぞれ新房を構えたという伝説とぴたりと合うため、村人が長く信じてきた場所です。中は暗く足元も平らではないので、歩きやすい靴で。
同じ敷地に、三姫の位牌を祀る祠(三公主追遠閣)と伝統婚礼館もあります。婚礼館は昔の済州の婚礼を紹介する展示空間であると同時に、実際に伝統婚礼が行われる式場としても使われています。週末に韓服姿の参列者に出会ったら、少し離れて見守るのが礼儀です。
紫陽花の季節 — 5〜6月の婚姻池
いちばん賑わうのは紫陽花が咲く5月下旬から6月です。池のまわりと遊歩道に青・紫・ピンクの紫陽花が群れ咲き、この頃に村で婚姻池祭りが開かれます。入場無料の紫陽花名所として知られるようになり、週末の午前は写真を撮る人がかなり集まります。静かに見るなら平日の朝が良く、紫陽花がなくても池と洞窟は一年中同じなので、季節を選ぶ場所ではありません。
ファンルアルとオンピョン浦 — 姫が流れ着いた海
伝説の箱が着いたとされる海岸が、オンピョン浦のそばのファンルアル(황루알)です。黒い岩の浜に姫たちの足跡と伝わる跡があるといい、村ではこの海辺と婚姻池をひと組として大切にしています。オンピョン浦はオルレ2コースの終点で3コースの起点。オルレの標識をたどれば道に迷うことはありません。浦のほうの海岸には、昔の灯台トデブル(도대불)を復元した場所もあり、婚姻池の伝説と海辺の村の暮らしがひとつの道でつながっています。
宿から歩いて — オンピョン半日コース
Jeju Dailyから婚姻池までは村の道で約1.4km、20分あまりです。婚姻池を30〜40分見学し、海岸へ下りてファンルアルとオンピョン浦を通って宿へ戻れば、2時間前後の半日さんぽになります。朝早く出れば紫陽花の季節でも静かです。このコースを城山側の海岸につなげて歩きたい方は城山の海岸さんぽガイドを、車なしで動線を組む方は車なし城山ガイドをあわせてどうぞ。
この記事の場所
場所の地図
番号は地図のピンと同じです。各場所はカカオマップ・NAVER・Googleマップで開けます。
地図: © OpenStreetMap contributors
よくある質問
よくある質問
Q. 婚姻池に入場料はありますか? +
Q. 宿から婚姻池まで歩けますか? +
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婚姻池もファンルアル海岸も歩いて行けるオンピョン村の平屋一棟貸し。寝室3室・バスルーム2室に広い庭とBBQデッキ。城山日出峰まで車で約5分。最大12名、1〜6名は同一料金です。